スケジュールを組む
ツアーと違ってフリーの旅行は、自分が行きたいところだけ行くことが出来ます(当然ですよね)。だから、まずどこの都市に行くかを決めたら、「何処と何処に行って、どうしたいかを選び出すこと」から始めます。と言うことで…本を見ながら目的地を選び出します。私の場合、ガイドブックだけじゃなく、旅行雑誌や、美術関係の本なども見ることが多いです。ガイドブックだけだと、編集の都合などでばっさりカットってこともあるんです。事実、今回行ってきたローマの「聖女テレーザの法悦」のあるサンタ・マリア・ヴィットリア教会はその典型でした。以前TVで見てローマにあるという記憶だけはおぼろげに残っていたのですが、はて?どの辺りにあるのだろう?と思っていました。ガイドブックでは一番有名な『地球の○き方』で探してみたのですが、さっぱり判らず。そんな時、今回フィレンツェで一緒に食事をした知人の方々が現地取材した雑誌が発売になったのです。早速買ってみたら、ビンゴ!でした。特集が組んであったのです。他には手持ちの「週間世界遺産」とかも見たりしました。写真付きですので、かなり参考になるのです。

で、選び出したら、今度はその都市の地図をよ〜く眺めます。選び出したところが、その都市のどの辺にあるのかをおおよそで把握したほうがいいと思うからです。数日間の滞在で、効率よく観光するためには1日の行動範囲をある程度まとめてしまうことが一番いいのです。都市の東のハズレから西へ移動とかって交通手段が発達していても非効率なこと極まりないですからね。今日はA地区を観光、明日はB地区をという感じに、です。まとめたら、自分の観光スタイルに合わせて1日の訪問数を決めたほうがいいと思います。ともかく沢山見て周りたい人、じっくり時間をかけて見たい人など様々ですからね。今回、私は市内からちょっと外れていたので時間が勿体ないということで1箇所だけ対象から外しました(ま、次回以降行けばいいかと思って)それ以外は、希望通りの場所に行けました。

次に決めることは、「観光の順番を決める」です。ホテルを出て、どんな交通手段を使って何処に行き、その後、次の場所へはどう行くかを考えながら決めていきました。通常ガイドブックに載っているバスなどの路線図は大雑把にしか載ってません。だからと言って、毎回毎回タクシーに乗っていたのでは、懐がもちません。特にバス網が発達しているローマでは、バスを使いこなすのが一番だと思ったのです。幸いなことに、ATACのサイトでローマ市中心部のバス路線図も見ることが出来ました。

という感じで、キチンと行程を決めたローマはこんな感じにしました。(日程表はこちら

1つめのグループ…ヴァチカン博物館とサン・ピエトロ寺院、サンタンジェロ城
2つめのグループ…コロッセオ、コンスタンティヌスの凱旋門、トレビの泉、スペイン広場、ポポロ広場、ボルゲーゼ美術館
3つめのグループ…鍵穴(マルタ騎士団長の館)、真実の口、カンポ・ディ・フィオーリ、パンテオン、サンタ・マリア・ヴィットリア教会
という風に決めました。

2つめのグループは、予約を取ったボルゲーゼ美術館が入っているので、日にちは動かすつもりは無かったのですが、1つめと3つめは、実際にローマに到着してから様子を見ていつ行くか決めようと思っていました。

何度も行っている場所ならば、あまりギュウギュウと予定を入れないのですけれど、なんせ今回はローマが初めてだし、博物館、美術館や遺跡がゴロゴロあるところです。気の向くままだけでは私の好奇心が収まりませんからねぇ(笑)それと、母の希望の『ローマの休日』関連のポイント巡りもしっかりと入れておきました(笑)

決まったら、必要なところだけを雑誌などは切り取ったり、ガイドブックはコピーしたりと、出かけるときの持ち物を最小限にする準備はしておきました。必要の無い部分まで載っているガイドブックを重たい思いをして持ち歩く必要はありませんからね。更に、今回ローマに限っては、バスの番号と降りる場所のバス停名を書いたメモを持って歩きました。慌てて見て間違えるよりも、あらかじめ落ち着いた状態で調べたメモさえあれば、周りの人に確認するのも簡単ですからねぇ。


最終案内
美術館の予約が取れ終わった頃、旅行会社から日程と料金の最終案内の連絡が入りました。この最終案内には電車の時間が記載してあるだろうと思っていたのですが、この時点でもユーロスターの時間の方は未定でした。その割には1等への格上げの料金の請求はしっかりされていましたけどね。

翌日お金は振り込んだのですが、その後は一切連絡なし。あれ〜?2006年の中国へパンダに会いに行ったとき(違う旅行社です)は入金の確認のメールが入ったんだけどなぁ。まぁ、会社によって色々と方針が違うのでなんとも言えないところですけれど…。ただ、私個人の意見としては、金額の多少に関わらず連絡ぐらいは欲しいなと言うのはありますけどね。ま、ともかく取引明細が残っているので大丈夫といえば大丈夫なのですが、ちょっぴり不満。送金後は一切連絡が無く、次に連絡があったのは「発送しました」メールで、約10日後のことでした。

だからさぁ〜、列車の時間は確定したら連絡くださいって何度もリクエストしてるでしょ〜?発送前にするべきことあるでしょ?昼休みにメールをチェックした私はまたもやイライラ。先方はチケット等がすぐに届くから、それを見ればいいだろうって考えなのかもしれませんが、私はそういう考えがイヤなのです。チケットだって早ければ翌日到着しますけれど、私がそれを目にするのは届いた日の夜。帰宅後のことです。約2日あれば、希望と違う場合は、通勤時間中など開いている時間にアレコレと構想を練ることが出来ますので、知っていればいいに越したことは無いのです。ということで、すぐに「時間の連絡を下さい」と返信。折り返し返事も来ました。別に特に気難しいことをリクエストしている訳でもないんですけどねぇ。ま、ともかくチケット等が届くのも、もうすぐなのでこれ以上はイライラしないで済むと思いましたね。


最後のドタバタ
2日後、チケットが届いたのですぐに搭乗券とホテル・クーポン券などはチェックしました。勿論ユーロスターも日時だけはチェック(ここが後で問題になります)したのです。旅行保険もいつものようにネットで依頼して、必要書類も全て手元に揃うように手配し終わったのです。

後は出発までアレコレと予備知識の為の本を読みまくり、天気状況も見ながら持って行く服装をどうするか考える、だけでした。

出発が金曜日だったので、その前の土日に荷物を準備しました。詰め終わった後、何気にチケットを最終確認していたのですが、そこでとんでもないことを発見したのです。

ユーロスターの座席が2等のままだったのです。「CLASS 2」としっかりチケットに印字してあるのです。え〜!そんな〜!1等が取れなかったとは連絡も無かったので、大丈夫と安心しきっていたのです。だから届いたときも思い込みがあって見落としてしまったんですよね。すぐに写真を撮って、旅行会社にメールしました。日曜日の晩の出来事だったので、翌月曜日の10時過ぎに仕事の途中で電話連絡も入れました。

電話でも先方はかなり焦っていました。明らかに先方のミスなのですが、1等のチケットは2等のチケットが戻ってきてからでないと発行も出来ないとのことでした。出発まではあと中4日しかないので、到底不可能なことです。更に、新たに発行となったら、希望通りの時間の列車が取れるかどうかも判りません仕方ないのでこのまま2等で行くことにしました。本音を言えば、受け取りに来て、それと引換に1等のチケットを持ってくるくらいのことはしたら?と言いたかったのですが、出かける前からケチの付いた旅行はロクな事がないと思ったので、そこのところはぐっと我慢しました。差額は返金処理をしてもらうことになったのですが、当初は自分のところのミスなので、返金する口座も送金した口座を調べて処理をすると言っていたのですが、その後またメールが来て「個人情報なので、経理も銀行も口座番号を教えてくれないので、口座を指定したメールが欲しい」とのことでした。

いくらネットでの取引とはいえ、本来ならばそういう依頼は先方から電話で連絡があってもしかるべきだと思うのですけれどねぇ。ま〜、所詮、こんなものかなぁと思って諦めて返事はしましたけどね。

ともかく、こんな風に直前までゴタゴタした手配は初めてのことでした。本音から言うと、この旅行会社の対応はバツです。今後の申し込みなども考えてしまうところですが、なんせイタリアに限ってはこの会社がかなり優位な立場にあるので、どこの旅行社を通しても結局はこの会社が最終手配をしているようですし、他社で申し込むとマージンが上乗せされて高くなるだけですからね。次回は店頭申し込みかなぁ?でも、浜松町とちょっと不便なところにあって、平日は18時までだし、土日は休みなのでやっぱりWeb取引かなぁって感じです。値段もプランの種類も結構あるので、内容はいいんですけどねぇ。ともかく、使い勝手の悪いところだなとは思いましたね(って言うか担当者がハズレだっただけだと思いますけどね)。でも、次回以降も使う可能性は大なので、『私の方が細心の注意を払って手配をかける』といういい教訓にはなりました。


急遽、買い替える
さて、一旦は荷物を詰め込んだ母ですが、着替えのジャケットを追加したりと、一人でファッショナブルに?決めようとしているようです(^^;娘の私はジャケットは1枚で、中のインナーで着回しをするというのに、です。まぁ、いいんですけどね〜。オシャレして、美味しいもの食べて、旅行してが、何よりの元気の素ですからねぇ。2007年は波乱の年だったので、そのくらいはね…。で…当然のことながら、キャリーケースはいっぱい。比較的余裕のある私のところへ入れて欲しいと持ってきたのです。私も入れる余裕はあったのですが、帰りに増えるお土産などのスペースを考えると、手持ちのキャリーケースではやや小さいと思え始め…。かと言って、ハードケースのスーツケースじゃぁ、ユーロスターに乗るときに大変な思いをしなくてはならないし(ポーター頼めばいいんですけどね、その辺はケチって)。やっぱりケースそのものが軽いソフトケースがいいので、いっそのこと買いに行きましょう!ってなったのです。2年前に地元のホームセンターに置いてあったのを買った記憶があったので、帰宅後に行ってみたのですが、シーズンオフ(2年前は夏だったのであったらしい)のため、数ヶ所回ってもなし。ということで、思い切ってアメ横に行くことにしました。アメ横ならば、心当たりのお店があったからです。

仕事帰りに母と待ち合わせて、早速そのお店へ。すぐにちょうどいい大きさのを見つけて即購入。お店の人も「いつご使用ですか?」と質問してきたのですが、「明後日から出かけます」というのにはちょっぴりビックリした感じでした(笑)

家に帰って早速詰め替えを始めた母ですが、店頭であちこち開けて見たにも関わらず、落ち着いてみたら、色んな機能が増えているのを発見。う〜ん、2年でも色々と中の仕組みが進歩しているのねぇと実感。ロックもTSA対応(下記に注釈)のナンバーキーを買ってきておいたので、それを付けました。そして、今回は乗換え時間が1時間半弱しかないので、ロストバッゲージの可能性大。と言うことで、念のために2つのキャリーをデジカメで色んな角度から撮影しておきました。万が一のときには、これを航空会社の人に見せようかと思ったのです。今まで私はロストバッゲージの経験がないので、これが役に立つかどうかは判りませんけど、参考にはなるかと思いましてね。

それから、夏のイタリアは雨の心配は全くしなかったのですが、11月のイタリアはいくら私が晴れ女だからって言っても、やや心配。ということで、キャリーケースを引っ張って移動する際に雨に降られても大丈夫なように、大きなビニール袋をそれぞれに穴を開けて加工。「雨用のカバー」ってことです。それを外側のポケットに突っ込んでおきました。最近のキャリーケースには、雨用のカバーが付いているのもあるみたいですね。段々進化していくんだわ〜って実感。確かにね、雨が降らない保障はないですからね(中国の砂漠でも雨が降ったときに遭遇したこともあるし)。私としては、外側に仕込み刀みたいに傘が差し込んであるものが出来ればいいなぁ〜なんて思ったりしてます。そうすればわざわざ折畳み傘を出さなくてもいいし。きっといつか登場してくれると思っています。

そんなこんなで、手配中も最後までドタバタしていましたが、なんとか旅行当日を迎えることになりました。


TSAロックとは(Wikipedia参照)TSAロック(ティーエスエー(ティエスエイ)ロック)とは、Transportation Security Administration (米国運輸保安庁)より認定を受けた、旅具等に備えられた施錠機構の総称。、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件以降、出入国者の荷物の保安検査が大幅に強化された。米国領土(グアム、サイパン等を含む)に到着する国際旅客の預け入れ手荷物についても、引渡し前に電磁的な検査により不審物のチェックをし、疑わしい物は開封して目視チェックをするようになった。また、米国領土から出航する航空機での預け入れの際は、電磁的な検査に不審な結果が無くても、ランダムに開封検査の対象となるようになった。
そのため、米国領土において、飛行機に搭乗する際の手荷物または預け入れ荷物は、TSA係官が中身を目視検査することになっているため一切施錠しない様に求められている施錠された荷物についてはTSA係官が錠機構を破壊する事を認められており、破壊されても補償は一切無いしかし、TSAロック機能が装備された荷物・錠前等は、持ち主が自分の鍵で施錠してあってもTSA係官が専用の合鍵を使い、随意に開錠し荷物を検査することが出来、検査後は元通りに施錠される。その為、米国(グアム、サイパン等も含む)から出航する航空機へ預け入れ時にも、施錠して渡すことが出来る。TSAロック採用製品は、スーツケース、南京錠、スーツケースベルト、ワイヤーロックなどが存在する。

今回はヨーロッパ旅行でしたが、ナンバーキーを追加購入するにあたって、今後アメリカへ旅行する可能性もあるためTSA対応のキーを購入しておいたのです。今現在はアメリカ領土(グアム、サイパン等を含む)以外では、必要はありません。

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