2月4日 ヴェネツィア → ミラノ  その1

宴のあと
なんとかリベンジを果たし?Mさんも楽しんだと思うので安心した私は、翌朝はどこも出かける気力もなかった。一応私なりには気を使ったつもりだけれど…。どうだったかしら?
私自身としては、去年悔しい思いをした英語もいくらかは上達したようで、なんとかそこそこには会話出来たし、ダンスも適当なステップとは言え、一応デビューも果たせたので、満足している。去年出会ったリカルドには会えなかったけれど、代わりにエスコートしてくれる人もいたし…。まぁ、全体としては80点くらいかな?ともかくホッとしたって言うのが正直な気持ちだった。

夜中にシャワーも浴びずに寝てしまったので、朝起きて、シャワーを浴びた。髪の毛を洗っていると、目がシャッキリと冴えてきた。Uさんも朝シャワーを使うので、入れ替わってベッドのところで髪の毛を乾かし、身支度をした。ドレスも脱ぎっぱなしだったので、お店の紙袋に詰め込んで返す準備は出来た。お店から帰ってきて、すぐに出かけられるように、荷物も全部詰め込んでおいた。元々私は、出発の日は、朝食の前にパッキングは済ませてしまわないとどうも落ち着かない性格なのだ。全部詰め込み、Uさんの支度も出来たので朝食を取りに食堂へ行った。朝はイタリアの定番、パンとカプチーノ。かなり遅い時間に行ったので人も殆どいない。食事しながらパーティの様子をUさんに話し、Uさんからはパーティに行かなかったMさんのお母さんとの夕食の話などを聞いた。パーティ組、行かなかった組、共々楽しい晩を過ごしたようで良かった。

朝食後、部屋に戻って、荷物の再確認。詰め忘れの無いように、バスルームなどをチェックして、ベッド周りもチェック。最後にキャリーケースに鍵をかけておしまい。
Mさん親子との約束の10時まで部屋で20分ほどTVを見て過ごす。まだまだイタリア語の放送だとさっぱり判らない。辛うじて聞き取れるのは数字くらい。あ〜ぁ、いつになったら、多少は判るようになるのかしら?ということで、多少は判る英語のニュースBBC放送に切り替えて見ていた。ローマ法王様が具合悪くていらしたので、気が気では無かったけれど、なんとか持ち直したようで、ホントに良かった、安心した。法王様も高齢でいらっしゃるので、近いうちにもしかしたら…ってこともあるかもしれない。(ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は4月2日にご逝去されました)

時間になったので、ドレスを持って、ロビーへ。間もなくMさん親子も現れたので、そのままアトリエへ向かった。今朝も早くから、出かけていたそうだ。パワフルだなぁ〜。お土産も色々と買ってきたそうだ。そう言えば、私はなんにも買ってない。まずいなぁ〜、まぁ、5分もあれば決められるので、ドレスを返してから、ホテルへ向かいながらちょっとお店に寄って買っても大丈夫だろうなと思っていた。

アトリエでは、朝の配達分のドレスが袋に詰められていた。配達のスタッフがいくつか抱えて出て行った。入れ替りに私達の衣装を伝票と付け合わせ、ドレスが汚れていないか、破れていないかどうかをチェックした。高価なものだから一応気をつけていたし…。「OK」とのことで、そのまますぐにホテルへ戻ることに。「来年も是非来て、自分たちのパーティに出てね」と念を押された。う〜ん、来年はどうなるかまだ未定だけれどね。

ホテルへ向かう
ホテルへ向かう途中のお土産屋のウィンドーがふと目に留った。そう、私は何も買ってなかったんだっけ。朝早く起きて、外に出て買いに行けばよかったじゃないかと思う人もいるかもしれない。でも、ホントに疲れきっていて、そんな元気はなかった。正直なところ、1人で行くのと連れと行くのと、こんなに精神的な疲れに差が出るとは思ってもいなかった。「一緒に参加しませんか?」と呼びかけたのは私だし、初めてパーティに行ったのに「つまらなかった」と思わせるのも悪いので、一応私なりには気を使っていたし、メインイベントが終わって、気が抜けたようになってもいた。更に旅行前に酷い風邪をひき、完治しないまま現地入り。旅行中に大分治ってきたとは言え、体力面で消耗していたのは否定できなかった。

目に留まったのは、ベネチアンガラスで出来たキャンディーのセット。これを買っていけば、お土産として配るのに可愛らしくてちょうどいいと思ったのだった。それに、それを買えばあとは会社の人用にお菓子を買うだけ。5分もあれば済んでしまうのは判っていたので、Mさん達に「ちょっとここでお土産買っていいですか?」って言ってみた。すると、返ってきたのは「Andyさんが買い物するなら、私達も他でしたいです」とのことだった。自分がするのだから、私も「No」とは言えない。11時にホテルを出て、水上バスに乗らなければミラノ行きの電車に乗り遅れるのだけれど、30分あるし、Uさんも一緒だし…。
そこで、「時間厳守」ということでそれぞれに分かれたけれど、ホテルとは逆の方向のサン・マルコ広場方面へ向かったのを見たので、一瞬不安がよぎった。今回の私達の旅行は個人旅行であって、ツアーのように多少の遅れは許される貸切の専用バスでの移動ではなく、電車という公共の交通機関での移動だから時間厳守ということはMさん達も理解しているはずだし、何よりもUさんが一緒だから大丈夫と思った。(Mさんたちがこれ読んでたら「旅行記に書かないで直接言ってくれ」って言うかなあ?でもその時は面と向かって言いにくかったのです。スミマセン)

キャンディです。キレイでしょ? なんだろう? ユニークな看板
ベネチアングラスのキャンディ なんだろ〜?海の魔物かなぁ? 船の形の看板

私の買い物は、ホントに5分ほどで終わり。自分用とお土産用とのをそれぞれ買い求め、絵葉書、ヴェネツィアの地図。まぁ、私みたいにすぐに済んでしまうのは珍しいのかもしれない。段々とホテルの方へ向かいながら3月22日通りを歩いていった。この辺りはブランドショップが多い。最近「これ!」というものが感じないので、ブランド品もあんまり買ってないかも。バッグも今のところ間に合っているし…なんせ超満員の通勤電車じゃぁ、カチッとした形のバッグは持てない。潰されて変形してしまうのがオチだし。貴金属も最近はビビ!っとくる(古い?)ものが特に無いし…。

3月22日通りを歩きながらふと見上げると、帆船の形をした看板が…。これは面白いと思って早速写真を写した。手袋の店、シルク製品の店など、ウィンドーは覗いたけれど、買う気もないので入らず…。

ホテルの前で
ホテルの前の広場まで来た。側の教会の彫刻を眺める。ふと見ると、ネコが2匹。わぁ〜、去年と今年とで初めて見た。ネコは犬と違って人が多いのを嫌うから、このカーニバルの時期はどこかに潜んでいるのだろう。
オバサンの後を足元に纏わり付くようにして歩いている。そのうちオバサンは中に入ってしまった。ネコ達はドアの前をウロウロ。恨めしそうな感じでドアを見上げていた。フム…飼いネコじゃぁないのね。ネコが逃げないような距離を取ってカメラを構えていた。端から見ると変な人と思われたかも?たかがネコなんだから(笑)それにしても、あのネコ、しっぽ太いなぁ。怒っているときみたいに、太くなっている。っていうか本人?はなんの感情も表してないのに、太いのだから、元々なのだろうな。

ね〜!ドアを開けてよ〜! シッポ、太い!太すぎ! 邪魔しないでよ!
ドアを開けて! あ!オバサン出てきた! いただきま〜す!

間もなくドアが開いて、オバサンが出てきた。ネコ達は「待ってました!」とばかりに駆け寄る。オバサンはタッパーウエアを外のテーブルの下に置いて、またすぐに中に入ってしまった。中はキャットフードらしきものと、魚の切り身。ん〜、さすがシーフードの豊かなヴェネツィアと思ったのだけれど、よく考えたら(よく考えなくても)ネコの好物は魚なんだっけ。ふ〜ん、この子達は日本で言う「地域ネコ」という感じなのかな?一心不乱に食べているので、もう邪魔はしないことにした。
そうそう、今年はヴェネツィアではパグを沢山見かけた。ブームなのかな?どの子もみんな洋服を着せられていた。まぁ、毛が短い種類であるから、冬で寒いからってことで?着せてもらっているのかもしれないけれど。それにしても去年も感じたことだけれど、ホントにみんな躾がキチンとしている。無駄吠えもしないし、けんかもしない。日本もこうであって欲しいものだ。

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