2月4日 ヴェネツィア → ミラノ  その2

ハラハラしながらも写真撮りまくっていた。。急がないと!
時計を見ると『約束の』11時。3人はまだ現れない。まさかネコを追いかけているときに私に気がつかずにホテルに入ってしまったとか?一旦ロビーに行ってみるけれど、誰も居ない。出たり入ったりしながら、表を通った仮装した人を写したりもしていたけれど、気が気ではなかった。この日、何も予約が入ってなければ、万が一電車に乗り遅れても…と腹を括っていられたのだけれど、ミラノで「最後の晩餐」の見学の予約が夕方4時半に入っていた。それが見れなかったら、ミラノに行く意味がない。ホテルの前をウロウロと行ったり来たりしている私は、多分変に見えたかもしれない。う〜、イタリアで通じる携帯持っていれば…と何度思ったことか。(私はせっかちなのかなぁ?)

15分以上過ぎて、Mさんが現れた。でも、Mさん1人?後からUさんとMさんのお母さんが来るという。Uさんの指示で、若い彼女が一足早く走って行って私に伝え、部屋から荷物を出してロビーで待っているようにとの事だった。良かった、荷物を全部用意しておいて。そうでなかったらとんでもないことになっていた。荷物を全部運び出してロビーに来たら、ようやくUさんとMさんのお母さんが現れた。見るとヴィトンの新しいキャリーケースを引っ張っている。え?ヴィトンまで行ったって事は殆どサン・マルコ広場まで戻ったんだ。そうかぁ、だから戻ってくるのにも時間は掛るわよねぇ。

それにしても、電車の時間は何時なのだろう?チェックアウトしながら、Uさん、「水上バスではとてもじゃないけれど間に合わないので、水上タクシーを呼んでもらったから」とのこと。え〜、そうなんだ。じゃぁ、来る時写し損なってきた館などを帰りに写しながらって言うのは難しいかもしれないなぁと、ちょっとガッカリ。電車の時間を聞くと、「知らない方が精神的にいい」ということでUさんは教えてくれなかった。水上タクシーを待つ間、とても長く感じた。

DASH!DASH!DASH!
待望の水上タクシー、来た。荷物を運んでもらい、乗り込んだ。
荷物が収まったので、みんなは座席に座ったけれど、私は運転席の後ろにいても構わないと言うことで、写真を撮るために外にいた。いざ、出発!と思ったら、狭い水路に日本の観光客のゴンドラが次から次へと入ってきて、タクシーは身動きが取れない。ともかく、端っこに避けてもらわないとこちらは出れないのだ。
水上タクシーが出るので、一旦ゴンドラが端に寄ったけれど、乗っている人達からは「なんで〜?」という声も…。こちとら、アンタらと違って急いでいるんだわい!って内心思いつつ、平然とした顔でやり過ごした。私が「すみません」と謝る筋合いもないし。

細い水路からカナル・グランデに出ると正面に、ダリオ宮。ペギー・グッゲンハイム美術館と、とりあえず写し始めた。途中、モザイクのキレイなバルバリゴ館のところで頑張ってズームアップにして写してきた。水上バスと違ってタクシーはスピードがあるので、かなり不安だったけれど、まぁそこそこには写せたので良かった。アカデミア橋、コンタリーニ・デリ・スクリーニ館、ロレダン館、カ・レニツォコと慌ただしくシャッターを切った。あっと言う間にヴェネツィア大学となっているカ・フォスカリのところまで来た。(詳しい写真はGallery vol.1の2005ベローナ・ヴェネツィア・ミラノ編へ)

なんてキレイなモザイク画!この館は必見です。 長い名前の館ですねぇ ちょっと雰囲気が違いますねぇ
バルバリゴ館の壁のモザイク画 コンタリーニ・デリ・スクリーニ館(左) カ・フォスカリの脇の水路

するとタクシーはカ・フォスカリの脇の水路に入っていった。あ、大きく迂回するカナル・グランデは通らないんだ。じゃぁ、昨夜の仮面舞踏会の会場のピザーニ・モレッタ宮殿の前は通らないって判って、ちょっとガッカリ。脇の水路にはカナル・グランデよりは架かっている橋の数は多いみたい。小さな太鼓橋の下を何本か潜った。途中、水上都市ヴェネツィアらしい船用の信号機も発見。

この橋も木製でした 信号機、動いているのか謎! ナビの横には何故かシュレックのヒロインのフィオナ姫。やっぱりアニメ好きが多いって本当なのかしら?
水路に架かる橋 船用の信号機発見! カーナビならぬボートナビ?

そうそう、この水上タクシーには、カーナビならぬボートナビ?がついている。複雑な細かい水路でもこれならば安心。近代化はここまで来たかって感じだけど、水路は昔と殆ど変わらず、増えもしないので、地図の更新なんて必要ないのかな?と思ったりも…。そうこうしているうちに、駅に到着。

ギリギリセーフ!

待って〜!!本気で走るのは久しぶりだわ!急いで荷物を引っ張ってホームに向けて走った。ともかくひたすら走った。ミラノ行きの電車のホーム番号を確認して、止まっている電車にともかくどこでもいいからと、駆け込み乗車。まったくなんだってこちらのホームはこんなに長いんだろう?って恨めしく思えた。もし、乗るのが間に合わなかったら、一番最初を走っていた私か、Uさんがドアに挿まるしかない!と思ったくらい。昨日と打って変わって曇りの少し肌寒い日なのに汗をかいた。

車両番号を確かめながら進むと、なんか変!人の乗っていない車両がある。でも、そこが指定で取ってあった席。コンパートメントなのに、開かない。電気も点いてない。どうやらこの車両の内部だけ電気が通ってない感じ。とりあえず、隣の車両に行って座った。Uさんが駅員に確認すると、車両内に電気が通ってないので、とりあえず隣の車両か、代替えの車両に座ってくれて良いとのことだった。また荷物を引っ張って移動するのも面倒なので、そのまま空いていた席にいることにした。万が一現れたら移動すればいいことだし。。
私達が電車に駆け込み乗車したのは、発車予定時刻の3分前だった。でも、この不良の影響で?やや遅れて出発。ま〜、こんなもんでしょ。でも、走らなかったときに限って、定刻通りに出発だって充分あり得るものだ。

車内にて
ともかくこれで、一安心。電車に乗れたから、あとは乗っていればミラノに着く。アドリア海を渡って本土に入ると車窓は段々と変わっていく。途中、線路脇にかなりの量の雪が残っているのに気がついた。私が来る少し前に降った雪の残りらしい。仮装している日中は暖かくてまるで春のような天気で快晴で、ホントに良かった。

車窓から見たぶどう畑車窓からは、ぶどう畑や、家々、などが見えていてホントに飽きない。外国で電車に乗るってホントに楽しいと思う。車内では4人で前日の晩のことをお互いに報告しあった。特にMさんのお母さんは、嬉しそうに沢山話してくれた。夕食を食べに行ったトラットリアで、衣装を借りたお店主催の「ホットチョコレートの会」に呼ばれていた楽団の一行が食事を取りに来たそうだけれど、その前にお店の中で演奏会!お母さんは「自分の好きな曲をリクエストして、自分のためだけに演奏してもらったのよ。」と大層喜んでいた。お店の中は、楽団が殆どを占めて、外からは羨ましそうに覗く人々が沢山いたとのことだった。Mさん親子はお互いに自分のことを話したくて、大層夜遅くまで、おしゃべりしていたらしい(笑)

ミラノまでは途中いくつかの駅に停まる。キャリーケースを荷物置き場に置いたので、席は一番近いところに座った。それでも、万が一を警戒して、駅で停まる度にすぐに荷物のところに行けるようにと気を配っていた。停まる駅の最後を過ぎたら、あとはミラノまでは誰も乗り降りする事もないので、ちょっとだけ仮眠。電車の揺れが心地よい。

2月4日 その1 へ TOP ページ へ 2月4日 その3 へ
サイトマップ へ 後日談 へ