2月5日〜6日 ミラノ → 東京  その1

ミラノの朝
鳴っている電話のイラスト朝7時半、電話の音で目が覚める。隣のMさん達から。コモ湖に行きたいので、Uさんにも一緒に行って欲しいとのことだった。そういえば、前の晩にコモ湖の話が出ていたっけ。半日で帰ってこれる距離なので、ミラノ1日自由行動の日に行って帰って来れるとUさんも話していた。
私は最初から、ブレラ絵画館へ行って、スフォルツァ城、ドゥオモと見てくるつもりでいたのだけれど、Mさん親子はミラノでショッピングかなぁ?と思っていた。
Uさんも予想外だったらしく、一旦電話を切り、慌ただしく身支度を済ませて時間の確認とチケットの購入の為に駅へと向かっていった。駅が近かったので、今回はホントに良かったと思う。

Uさんが駅に行った後、私はパジャマのまま行きたい場所へのルートの再確認のために、ガイドブックから切り取った地図と地下鉄路線図を見始めた。地下鉄での行き方は簡単だったけれど、駅を出てからの道順がイマイチよく判らない。仕方ないと言えば仕方ないのだけれど、ショッピングの為のお店の地図とか、ドゥオモの辺りの地図はそこそこ詳細なのが出ているのだけれど、ちょっと外れると大雑把になっているからだ。まぁ、それは行ってみてから、判らなければ聞けばいいことだしって思って、次のスフォルツァ城への道順をどのルートで行けば楽か眺めてみた。これも大体の感じを掴んで、見終わったら地下鉄でドゥオモまで移動して下車。ホテルまでも地下鉄で1本。

よく見たら、切り取った地図は日本語での表示。これでは、通りがかりの人に聞くにも聞けない。イタリア語での表示がされていれば、読み方が判らなければ地図を見せたりも出来るし、相手の人も地図で指し示してくれるかもしれないからだ。仕方ないけれど、ちょっと重いガイドブックを持ち歩くことに。
身支度をしていると、Uさんが帰ってきた。Mさんの部屋に電話をして、チケットも買ってきたので9時にロビーでと連絡していた。その後慌ただしく全ての荷物をキャリーケースに詰め込み、私には「4時半頃ホテルのロビーに戻って来るように」と、「何かあったら携帯へ連絡ね」と言い残して出発していった。

スーツケースのイラスト私は私で、帰りの機内持ち込み用のバッグを準備したり、不要なものはキャリーケースに詰め込んだりと、最後の支度をした。なんだかバタバタと慌ただしかったので、朝食を食べる気にもなれなかったので、そのまま食べずに出かけることにした。出かける前に、ヴェネツィアのロベルト氏に電話をしてみたけれど、留守電だったので、一応お礼のメッセージを入れておいた。

行動開始
ホテルを出ると外は曇っていた。かなり寒い。雪でも舞いそうな天気だった。駅前の地下鉄入口から入って、地下鉄に乗った。通勤ラッシュ時間は過ぎていたので、それほど混んでいなかったのでホッとしたけれど、ラッシュ時の混み具合も見るだけ見てみたかったなぁとも思った。ブレラ絵画館に行くにはどの駅にしようか考えたけれど、モンテ・ナポレオーネの駅から歩いて行くことにした。一応イタリアでは5指に入る美術館だから、駅に出口の表示がされているかも?って思っていたのだけれど、甘かった(^^;マンゾーニの家の案内は出ていたけれども。まぁ、ともかく一旦地上に出てから、道の名前を見ながら行くしかない。

??マークの私地上に出たら、今度はおいそれと通りの名前が見当たらない。建物があれば、大体そこに表示してあるのだけれど、出た辺りは見落としたのかもしれないけれど、よく判らなかった。それでも、地図からどちらの方向へ歩いていけばくらいは判ったので、歩き出してみた。途中、通りの名前を見つけた。やっぱり思った通りこの道で良かったんだ。後はどこで左折するかだなぁ。まぁ、誰か歩いている人に聞けばいいわ、な〜んて思って歩いていたけれど、なかなか居ない。そうこうするうちに目の前に教会が見えてきた。待てよ?教会なんて近くにあったっけ?と思い地図で確認すると、あった。

でも、少し行きすぎたらしい。教会を右手に見るとブレラは左へ曲がった方にあるのは地図で判ったけれど、果たしてどの道を曲がるべきなんだろう?そう思って顔をあげたら、ちょうど男の人が歩いてくるのが見えた。ラッキ〜!これ幸いと地図を見せながら話しかけてみた。(勿論イタリア語でなく英語で)返ってきたのはイタリア語。でも、その人の言うことはなんとなく理解出来た。「セコンド、☆○▲※□△■」って言いながらジェスチャーで左へ曲がるような動作。あ、2番目の道を左に曲がるんだ、するとすぐにあるのね。了解!あ〜、もっとイタリア語早く判るようになりたい。「OK!グッラツェ ミッレ!(どうもありがとう)」とお礼を言って別れた。

ブレラ絵画館にて
言われたとおり2番目の道を左に曲がると、旗が掲げられている建物が目についた。前には車がビッシリ駐車している。うん、これに間違いないと思って中へ入っていった。入口を潜ると、中庭があって、彫刻が中央に置かれていた。説明はなくても、一目でナポレオンと判る。かなり美化してある彫刻だけれど、ナポレオンは大体同じような顔つきだし。台座を見ると、「N」と鷲。ん、やっぱりね。それにしても、何故ナポレオンなんだろう?疑問を持ったけれど、人影を見たのでそのまま、まっすぐに進む。あれ?ここ、絵画館じゃなかったっけ?学生が講義を受けている感じだから学校じゃない?いくらなんでも学校の内部に絵画館があるとは思えない。それじゃぁ、と、絵画館は別の入口だろうと思い、一旦中庭へ出ようとしたら、矢印で絵画館は2階と表示されていたのに気がついた。私は人がいたのでそちらばかり見ていたから目に入らなかったらしい。(後で調べたら、ここはかのマリア・テレジアが美術学校と共に設立したもので、その後ナポレオンがコレクションを増やしていったそうだ。ちなみに、イタリア語では【Pinacoteca=絵画館(絵だけの美術館という意味)】一部の本ではブレラ美術館と訳されているけれども、正しくはブレラ絵画館。ナポレオンの像も納得!)

ブレラ絵画館 お勧め! ナポレオン この人については調べたのですが、不明でした。
ブレラ絵画館 外観 ナポレオンの像(Nの文字が・・・) ジュセッペ・パリーニと書いてありました

階段を上がると、踊り場に彫刻が置かれていた。素晴らし〜!2階に上がってチケット売り場へ。外が寒かったので、湿度と温度が管理されている中は暑く感じられた。コートを脱いで中に入る。イヤホンガイドの日本語版があったのでとりあえず借りてみた。パスポートと引き換えだった。え〜、なんか大丈夫なのかなぁ?とちょっと不安に思ったけれど、いちいち疑っていたらキリ無いし…。それに日本人なんて私が見ている間はいなかったと思う。(イヤホンガイドは実のところ、展示室を一部改装していたり、展示場所を変えていたので、意味なし。邪魔なだけだった。)

イヤホンガイドと一緒に受け取った部屋の見取り図を見ながら、スイッチを入れて聞き始めた。しかし…前置きの説明が長すぎて、部屋の絵を見終わっても、まだ終わらない。13〜4世紀の頃の絵なので、まだ人物は無表情。確かに宗教画としては意味があるのだろうけれど、やっぱり心に訴えるものが乏しく感じた。次へと進んでいくうちに、微妙な表情の変化が見受けられ始めた。通路となっている部屋の突き当たりには、修復途中の工程をそのまま見学させる展示があった。へぇ〜、面白いなぁと思いつつ眺めた。

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