2月5日〜6日 ミラノ → 東京  その4

いよいよドゥオモ
地下鉄に乗り、ドゥオモへ。
降りて外に出ると、ドゥオモの脇のところに出た。さっそく中へ入る。残念ながら正面は修復中なので、かの有名な扉は見ることが出来なかった。また…いつか修復が終わったら見に行ってみたいものだ。中に入ると、まず目についたのが床のモザイク。見事だ〜!あまりの美しさにウットリしつつ写真を写した。あんまり床を写真に写す人って多くはないかもしれないけれど、でも、結構素敵なのが多いので、ちょっとお勧めかな?
中は結構人がいた。観光客に混じって礼拝している人も…。両側に並ぶ祭壇の前に蝋燭を灯しながら祈りを捧げる人達もいた。ステンドグラスも素晴らしい。少しずつ主祭壇の方へと進んだ。上を見ると天井近くにもステンドグラスがあって、そこから光が射し込んでいた。主祭壇を写真に収めるために、通路では邪魔になるので、礼拝用の椅子に腰かけた。これならば邪魔にもならないし、手も背もたれの上に乗せられるので、ブレも少ない。

写していたら、後ろから肩を叩かれた。ビックリして振り向くと、Mさん親子だった。コモから帰ってきて、そのままドゥオモに向かったとか。Uさんはとりあえずホテルに戻ったそうだ。少しの間言葉を交わしたけれど、私は私のペースで写真を撮ったり、色々と想いにふけったりとしたかったので、そのまま別れた。

床のモザイク 祈る女性 中央祭壇
ドゥオモの床のモザイク ろうそくを灯し祈る女性 ドゥオモ中央祭壇

主祭壇に向かって左には「聖母マリアの戴冠」の祭壇があった。幼子イエスを左手に抱き、立っているマリアの頭上には冠を持って今にも頭上に乗せようとしている天使たち。一瞬の動きを捉えている。背後には、マリアの一生がステンドグラスで現されている。祭壇後ろの中央部分の上部には、「戴冠」のシーンのステンドグラス。ズームで見ると、はっきり判ってとても美しい。マリアの青の衣装が光にとてもよく映える。祭壇向かって左には、「受胎告知」のシーンを見つけた。こちらもパチリ。

聖母マリアの戴冠 このステンドグラスは本当に素敵でした も〜、ウットリです・・・
聖母マリアの戴冠 聖母マリアの戴冠のステンドグラス 受胎告知のシーン

どんどん奥に進んでいって、ついに後陣のステンドグラスのところに出た。あまりの大きさと素晴らしさにしばし圧倒された。ただただ眺めるだけ。ここは、もし、じっくり見たかったらオペラグラスを持って行った方がいいかもしれない。そうでなければ、高倍率のカメラ。ファインダー越しに覗くと、アップで見られるからだ。私のデジカメは10倍ズームなので、かなりよく見えた。ズームにしたまま、1枚1枚の絵を見始めたけれど、全部はとてもじゃないけれど見切れない。ステンドグラスは、写真を写すのはやや難しいと思う。フラッシュをたくのと、たかないのでは写りが大分違う。一応、どちらのバージョンでも写してきた。

拡大して覗いていたら聖書の「原罪」らしき絵を発見。その部分だけズームで写してきた。しかし、10倍ズームになると、静止しているようでも自分の体の揺れをレンズに感じる。仕方ないので、柱に寄り掛かって、揺れを最小限に抑えた。ところが、今度は自分の呼吸で身体が揺れる。仕方ない。少しでもいい写真を撮りたいので、しばし息を止めて、シャッターを切った。

もっと長い時間見ていたかったです アダムとイブ 迷える人々を導く様子ですね
後陣のステンドグラス 後陣のステンドグラスの一部より「原罪」 イエス・キリスト

本当はこのステンドグラス1枚1枚に全ての話があるのだけれど、聖書物語を読んだのは遙か昔の子供の頃。うろ覚えしか記憶にない。幾つかは、イエスキリストのステンドグラスを写してきた。幸いなことに、教えを説いているようなシーンと、十字架に架けられているシーンを見つけることが出来た。それ以外は、パッと何か私の中に訴えてきたものがあったものを幾つか写してきた。文字もあるけれどもラテン語らしいので、意味は判らない。
中央祭壇の脇には、様々な彫刻。どれも素晴らしいのひとことに尽きる。
鳩と薔薇のモザイク脇陣には、聖職者達の墓らしきものもあった。その中で、1ヶ所だけ床のモザイクが違う部分があった。薔薇の絵と鳩の絵。下には「VERITAS et AMOR」とある。多分「真理と愛」という意味だと思うけれど…。なんとなくここだけ厳かな中に、ほのぼのとした感じを受けた。(ドゥオモ内部の写真はGallery vol.1 2005ベローナ・ヴェネツィア・ミラノの中のミラノ編にあります)

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