2月12日 フィレンツェ その8


【サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局】
この後、まだギリギリでサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局に行けるとのことで早速行ってみる。ここは13世紀、ドミニコ会修道院薬局に遡るとか。修道僧達は自ら薬草・花を栽培して、僧院内にある薬局で薬剤・軟膏・鎮痛剤等を調合していたそうで、世界最古の薬局だとか。中に入ると、えも言われぬ香りが漂う。これが薬局?と思えるような重厚な造り。店内を歩いているうちに、ふわ〜っとした香りに包まれ、くつろいでくるのが判る。奥の部屋に商品があったけれども、そんなに沢山は出ていない。

石鹸の挿絵石鹸と、アロマオイルと、芳香剤等。どれもいい香り。何に使うのだろう?ってものもあったので聞いたら、クローゼットの中にぶら下げて、虫避け兼芳香剤っていうのもあった。見た目は5mm程の石鹸にリボンが通してあるタイプ。柑橘類のスライスや花が中に埋め込んである。それらの交じり具合が嫌みでなく心地よい。それにしても…結構なお値段のものが多いなぁ。青山と銀座にショップがあるらしいので、そのうち銀座の方を覗いてみようかな?って思う。

オリーブミルクの調合されている石鹸があったので、それを買ってきた。さっきのクローゼットの中に吊るすものも、石鹸とそれとをセットにしてお土産にしようっと(しかし、残念なことに、石鹸は厚みがあるので無事だったけど、芳香剤は割れてしまっていた…涙…あとでなにか小袋を見つけて中身を入れなきゃ)窓から奥を覗くといかにも修道院らしい感じだった。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 夜のフィレンツェ
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 フィレンツェの夜

薬局の裏が教会なのだ。それにしてもよい香りだ〜。私は香りものは好きなのでずーっと居たいなぁ。日本人はトワレとかまだまだ苦手な人が多いのだけれども。。名残惜しく思いつつ、店を出る。ここからホテルは近いそうだ。言われてみれば、中央駅は教会と同じ名前がついているんだっけ!

【あまりお腹空いてない…】
Kさんから「夕飯はどうしますか?」と聞かれたけれど、全然空腹感がない。確かに食べた時間は遅かったけど、あんなに歩き回ったのに不思議〜!またどっさり1人前(絶対2〜3人前はある!)が出てくるのは判っているし、腹も身の内だと思って今夜は我が儘を言わせてもらってお店では食べないことにした
サンドウィッチの挿絵ホテル近くで簡単にバールでサンドウィッチとジュースを買い込む。もしもお腹が空いたらバールは近くにあるから大丈夫だし(笑)今日は歩き回ったのであまり水分を取ってない。あまり公衆トイレというものがないから用心したのだ。だから水やジュースを沢山買い込んでホテルに帰った。私は水分を多く取る方なので、今日はちょっと枯れ気味だった(笑)

【気持ちばかりの日本のお土産】
ホテルに着く前にKさんに「お土産を渡したいので部屋に一緒に来て欲しいのですが」と話す。お世話になったので、気持ちだけでも渡したかったものがあった。最初、Uさん1人だけかと思ったのだけれど、なんとなく2包み買ってきたので、KさんとUさんと1包みずつにした。品物は湯島の花月の「かりんとう」だ。ここのは白砂糖で作ってあるのでしつこくなく上品な味で出来ている。銀座のお店などでもお得意さんに配るのに重宝しているとか。実際に食べてみると納得する味だ。少しでもその味の良さと確かさは充分に通じるものだし。Kさんは関西出身らしいので(詳しくは私も聞かなかったけど)そういう有名なお店だと一応説明した。

お家で日本茶を飲むくらいだから、これはお茶うけに喜んでもらえると思った。ご主人も日本人だし、2人で和みながらお茶してもらえたら…。ご主人は画家だそうで、3月に角川書店から出る、イタリア関係の本の表紙絵を描いたそうなのでチェックしてみようと思っている。帰国後に貰ったメールに題名が書いてあったので早速書店で購入した。内田康彦氏の『トスカーナ幻想』(浅見光彦シリーズ)がその本だった。後書きにKさんの名前がバッチリ。資料調べを手伝ったそうだ。凄い凄い。

【シャワーが出た】
閑話休題、部屋に来てもらったついでに、シャワーを見てもらった。ボッチは引っ張るそうだ。かなり固いが、頑張って引いてもらったら、シャワーに切り替わった。お湯もキチンと出た。やれやれ、良かったこと、一安心である。

【Kさんに感謝】
お辞儀する馬の挿絵住所と電話番号などをお互いに交換した。あとで写真を送ろう。「もし、次に来るときは連絡してね」と言ってくれたので大変嬉しかった。私も出来ればその好意に甘えたいと思うし、もっともっと彼女から色々なことを教わりたい。それにしても…今日1日、かなり歩き回った。そして、かなり色々なことを体感してきた。何よりも得難い経験だ。心に刻んだ記憶はしっかりとしまっておこう!最後に言葉では充分に言い尽くせないけれどもお礼を言ってKさんと別れた。

【フィレンツェ最後の夜
Kさんと一緒の時には気がつかなかったのだけれど、疲れがドッと来た。コートをクローゼットにかけて、ベッドに腰を下ろしたがすぐに「部屋の写真撮らなきゃ」って思い出して写す。その後、ゆっくりとくつろいだ。テレビを点けたらなんやらフィレンツェで発砲事件があったらしい?Kさんに因ると、この街は結構治安がいいらしいので、フリーで歩いても安全だとのこと。中には麻薬の売人も広場などで見かけるけど、普通の人にはなんら問題をふっかけないので大丈夫だそうだ。今日、日本人らしい数人のグループをあちこちで見かけたし、大丈夫なんだろうな。

バスタブの挿絵暫くゴロゴロしてからお風呂に入った。バスタブに熱めのお湯をたっぷり張って浸ると1日の疲れが出て行く。気持ちいい。。。気楽なパジャマに着替えてから明日の支度をした。着替えを出し、フィルムをチェックして、お土産を詰める。今度はなるべくキャリーケースに詰めるようにした。ほぼ完了。あとは13日の朝に幾つか入れるだけ。支度が済んだら、やっとお腹がいくらか空いてきた。パンを食べる。美味しい。外国はパンが美味しいから嬉しい。ジュースや水はさっきから飲みっぱなし。夜中にトイレに起きるんじゃないかと思うほど(笑)昨夜は暖房が効きすぎて暑かったのでスイッチを切っておく。もう、このまま寝込んでしまっても大丈夫な状態にしてベッドに横になった。暫くすると睡魔が襲ってきたのでテレビを切って寝ることにした。

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