2月13日 フィレンツェ → ヴェネツィア その7


【試着タイム】
色々と悩んだけれど、とりあえず黒と、濃紺と2つ選んでみた。まずは奥にあった黒から出してもらう。一番奥の着がえ場所に入る。上だけ脱ぐように言われたので、ジーンズは履いたままで、上のセーターだけ脱ぐ。そのうち、スカートの膨らみを出す、輪っかになった骨の入ったスカートを持ってきた。まず、床において、中に入って引き上げる。

着方も覚えておかなきゃ
、ホテルで着がえるのだからと思って順番を確認しながら着ていく。フムフム、ウエストのところで紐で縛るのね。これは、まるっきりの下着の部分だから、綿の簡単な生地で出来ていた。次は、前半分が外に出るので、前半分だけキチンと作られたスカートの部分が出された。これは、下からはもう履けないので、上から被って履く。これはウエストの部分はマジックベルトになって自分の体型に合わせて調節する。その後、上半身部分と、後ろが長くなっているスカートの部分を上から被って着る。これは、着せてもらわないと無理だ〜。Uさんにお願いしなきゃ。私はテニスをしているので上腕も普通の人より太いので心配していたけど大丈夫だった。良かったぁ〜。

帽子の写真背中の紐をきゅっと締め始めた。背筋がピンとなる感じ。余った紐はどう処理するかは判らないけど、どこかに適当に突っ込んじゃうんじゃないかな?肘から下はレースになっている。ドレス全体は黒のベルベット。胸元は大きく開いている。困ったなぁ、下着見えちゃうじゃん。下着は、胸を強調するドレス用のがあるか?と聞かれたけれど「持ってない」と答えた。それに、このままでは外歩くのは寒いしって思っていたら、マントがあるのでこれを着れば良いと持ってきてくれた。でも、それを着る前に、みんなが上から下まで見てくれた。そのうち、奥から「帽子はこれだね」って黒の大きな羽のついたのを出してきた。被ってみる。ふ〜ん、やっぱり違うなぁ。

【これにしなさい】
仮面の写真鏡の中は私じゃないみたいマスクも3つほど持ってきた。まずは黒。これはさすがに沈んでしまうのでNG。スタッフもそう言っていた。次は渋い仕上げのゴールドとシルバーの。ちょっと見た目は派手かな?って思ったけど、これがすんなり溶け込んだ。黒いドレスは私の髪の毛と瞳の色に合っているとスタッフみんなの意見だった。さっきの女性(男性?)も、「パーフェクト!」って言ってくれたし、髪の短い男性スタッフもうなずいてくれている。濃紺のドレスはどんな感じなのだろうか、気になったので「あっちは?」と言ったら、みんなで「他の色は選ぶ必要がない。君の髪の毛の色と、肌の色に合っているんだからこれにしなさい」だって。

ある程度自主性を求めるくせに、似合うとなったら譲らないんだから(笑)マントも着て、全体の完成状況を確認。こうやって衣装を選ぶのはモデルにでもなった感じ(笑)私がドレスを選んでいる時に、隣では外国人のご夫婦が、やはり選んでいた。最初は奥さんが着がえていたけど、1着目はイマイチだった。やはりスタッフもそう思ったらしく、別のを出してきた。ダンナさんは奥さんのを選ぶのに付き合っていながら、私の方をジッと見ている。何度も何度も目を逸らしてはまた…。外国人は日本人と違って、いい場合は素直に表情に出してくれる。奥さんがいるけど、気になった女性がいた場合は、1人の男性としての目つきをすることが多い。スタッフが褒めるのは当然だけど、普通の人が見てもいいと思えるんだったらって内心嬉しく思いつつ、これにしようと思った

【買い取ってもいいんだよ】
ここで…やっと、値段を聞いたマスクと帽子は買取りだって。そうね、確かに身に付けるものだしね。ドレスはクリーニングとか出来るけどね、それらは無理だし。それにしても一体幾らくらいするんだろう?舞い上がっていたのもあったし、言い出すタイミングがなくて言えないでいたけど。Uさんも後から聞いたら、私が値段の確認をしないので内心ハラハラしていたとか(笑)そしたら、私が選んだこのドレスは、私が初めてこれを着る人間、つまり新品だって聞かされてビックリ。ベルベットとシルクサテンの上等のだし。買取りもしていいんだよと言われる。でも、買い取っても日本じゃ着ていくところがないしねぇ〜(笑)

そしたら、「来年も来るんだし(すでに決めつけているのが面白い)来年は来年で、このドレスに違う色のリボンを付けて、雰囲気を変えてあげる」とのこと。でもね〜、必要ないし〜。とりあえずレンタル代を聞いたら「1000ユーロ(約14万弱。この時は1ユーロ=136円くらい。カードの請求では1ユーロ=139円強)」だって。ちょっとビックリ。会社の先輩は数年前で日本円で4万弱だったのだから。確かにユーロへ通貨統合になったので物価は倍にまで跳ね上がったとのことだけど…。

でも、せっかくここまでコーディネートしたんだし、自分でも自惚れではあるけど、似合っていると思ったので、一夜の夢を見るなら、たまにはいいのではないかと思ってこれに決めた。値段をケチって、イマイチ状態で妥協したくない。どうせ楽しむなら、最高の物を身に付けて楽しみたいと思った。それに、マスクと帽子は買取りなんだし。これはこれだけで、5万弱はするし。そう思えば安いかも。買取りの場合は5000ユーロ(68万円)以上した。とんでもない!冗談でしょ!そしたら「ディスカウントする」だって!(笑)それでも4000ユーロ(54万強)!!「お金ないから無理だ」って断ったけど、とりあえずレンタルで代金支払って、返すとき決断するのでもいいですって(苦笑)

【仮面舞踏会に誘われる】
そのうち、明日の晩(14日)にお店の主催のパーティがあるので、参加しないか?と誘われた。食事付だと20時30分からで、無しだと22時30分からの参加だって。終わりは2時過ぎだって。場所はどこかの宮殿らしい。水上タクシーでないと行けない場所だとか。。有名な人もゲストで来るし、音楽の生演奏や、オペラの一部の演奏やら、出し物、ダンスなどいろいろあるそうだ。会社の先輩も行ったって言っていたっけ。でも、それはお店の主催じゃなくて、お店の人の知り合いのつてで行ったパーティだとかって言っていた。だから、私の場合とはちょっと違うかな。どんな風か興味はある。でも、ダンス踊れないしなぁ〜。

「仮装した人のみ参加」と言う風にドレスコードまで決まっている。そうなると仮装しないUさんは通訳としても付き添いとしても会場には入れない。参加するなら、私一人で、ということになる。イタリア語はさっぱり判らないし、英語も全然達者じゃないからなぁ。単発的なことなら判るけど、長々とネイティブスピードで言われたらどうしよう?最近、英語も勉強していないしなぁ。食事なんて、こんなドレス着ていて食べれるわけないし、会話が続かないし。スタッフはUさんに「彼女は少しは喋れるからそんなに困らない思うよ」な〜んて呑気なことを言っている。でも、こんなチャンス滅多にないしなぁ。いわゆる社交界のパーティでしょ?どうしよう?散々悩む。

で、結局22時30分からの参加にした。食事付だと380ユーロ(約51000円強)で、無しだと190ユーロ(25000円強)これだけはCASHの支払いだった。もし、どうしても、ダメだったら、途中で帰ってくればいいんだし、ものは試しで行ってみよう!って開き直った。「途中で帰っちゃうの?」って聞かれたら「私はシンデレラだもの!」って言って帰ればいいかぁ〜なんてね(笑)我ながらどこか呑気な私…。能天気ってことかな?

【準備はOK】
カードドレスは翌日の朝からの借りることにした。24時間。ホテルの名前を言ったら、超一流ホテルなので朝10時に届けてくれるって!一応、部屋の番号も伝えたけど、朝、Uさんがロビーで待っていてくれるって。有り難い。スタッフから、パーティ会場へ入るときに必要なカードを受け取った裏には私の名前がちゃんと書いてある!忘れないようにしなきゃ。私が参加できる証拠だもの。無くさないように持ち帰ってこなきゃ。宝物になるだろうし。衣装の方も、パーティの方も、準備はOKなのでホテルに戻ることにした。水上タクシーの手配は明日になってからフロントへ頼めばいいし

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