2月14日 ヴェネツィア その5


【しばし休憩】

かれこれ、2時間近く歩いている疲れてきたし、お腹も空いてきた。そろそろ一度休みにホテルへ帰ることにする。気が向いたらイベントが行われている広場に来ればいいことだし。夜、しっかりとご飯を食べたいので、お昼は軽め。バールで、大きなサンドウィッチと果物を買ってきて、Uさんとホテルで食べることにした。それにしても、ドレスを持っていたので腕が痛い。

橋のたもとでホテルへ入る前に、入り口のところにある、橋のたもとでまた写真を写してもらう。ゴンドラ乗り場もあるし、絵になるかも?って思って。その後、ロビーへ入ると、一斉に視線を感じる。部屋に入って、ドレスを脱ぐと、ホッとする。食べるよりも、ベッドへ寝ころんでしまう。パンでも、中身がしっかり詰っているので、結構お腹いっぱいになる。その後、暫くUさんと話し込んでしまう。話しているうちに私の目が怪しくなってきた。睡魔が襲ってきたのだ。今夜はパーティもあることだし、一度は寝ておかないと保たないかもしれない。Uさんも時差ぼけの出ている私を心配してくれて、2時間ほど休むように勧めてくれたのでちょっと昼寝をすることにした。
サン・マルコ広場
に午後からまた繰り出すのは中止した。今夜に備えないと!部屋に居てくれても全然平気なのに、気を使ってくれて、外で時間を潰してくれていた。その後、爆睡!起きたら、携帯に電話をして上がって来てもらった。

【夕暮れの散策】
普通の服に着替えて、サン・マルコ広場の方へと向かった。夕飯を食べながら、また夕方の広場を散策するために…。イベントは行われたのかは判らないけど、あまり広場には入り口の舞台の周りには集中していない。どちらかと言うと、ドゥカーレ宮殿の方に多い。海沿いの方は凄い人混み。ため息橋を望む橋は、人であふれている。この人混みでは仮装して歩くなんて不可能。それに、この夕方の時間帯は仮装して歩いている人は殆ど居ない。みんな夜のパーティなどのイベントに備えているのだろうか?
帽子や陶器の仮面(これは被るのはちょっと無理)その他のお土産などを売っている出店は増えている。そこに人が群がっている。私も、お土産をまだ買い終わっていない。今回はとっても質素にするつもり(苦笑)だって、その分自分に投資してしまったのだから(笑)ダニエリに入ってみた。奥のバールで…って思っていたら、今夜はパーティで使っているとのこと。こちらでも、仮装パーティらしい。仕方なく出る。
お土産の仮面あちこちのお土産屋を覗き込み、今のうちに買い物をしなくてはと思って、お土産を選んだ。せっかくヴェネツィアに来ているのだから、やっぱり仮面を選ぶヴェネツィアン・ガラスも有名だけど、帰りの荷物のことを考えると、あまり気を使わないで済むものにした。帽子とマスクが荷物として増えるのだから。Uさんが、前から知っている現地の人のお勧めのお店に行ってみたが、まだ少し早い。また、海沿いに出てきて、カフェの一角でコーヒーを飲むことにした。麦芽のコーヒーと言うのがあるとのことで(ノンカフェインだから飲まれているとか)試しに飲んでみた。ふ〜ん、確かに少し芳ばしい。美味しい。生まれて初めての味。段々暗くなってきた。それでも人々は沢山繰り出している。そう、今夜は土曜日で、バレンタインデーでもあるし。カーニバルも始まったばかりだし、だから人がこんなに多いのだろう。

【シーフード三昧】
そろそろお店が開く時間なので行ってみようかということになり、席を立つ。そのお店の手前にあるお店はもういっぱい。集団で入っているからかも?以前Uさんも、最初はこの手前の店に入ろうとしていたところ、奥の方の店のお客が手招きするので行ってみたら、正解だったとのこと。時間が過ぎていたので、もうお店も開いていた。奥のその店も、そこそこに入っている。家族でこぢんまりとやっている店だそうだ。マンマの味が楽しめる店魚介類も、その日捕れたお勧めのものしか出さないそうだ。

私は、かねてからTさんに言われていたので、烏賊墨スパゲティにした。日本で食べたことはあったけれど、1度で十分なものだった。「絶対に日本のと味が違うから是非」とのことだった。Uさんお勧めのイワシのオイル漬け。タマネギが沢山乗っている。日本の南蛮漬けみたい。これも美味しい。魚が好きな私には嬉しい限り。缶詰めのオイルサーディンも食べるくらいだもの。
烏賊墨スパゲティが出てきた。色も少し違うかな?こっちの方が真っ黒って感じ。早速食べてみる。ん?なんなの〜!この味は。全く臭みや厭味の無い味。美味しい。その一言に尽きる。中に入っている烏賊も。ホントだ〜!日本で食べる味と全然違う。勧められた通り、食べて良かった!

イワシのオイル漬け 烏賊墨スパゲティとシーフードスパゲティ スカンピ(手長エビ)
イワシのオイル漬け 烏賊墨スパゲティ(手前) スカンピ(手長エビ)

Uさんは、シーフードのフライを頼んだ。私は、名物のスカンピ(手長エビ)をなにがなんでも食べたいと思って、それにした。しばし、待つ。出てきた!かなり大きい皿に乗ってきている。単に焼いただけのもの。新鮮でなければ出せない料理。レモンを絞って、それで終わり。後は、塩味がほのかに感じる程度。身は甘い。ともかく美味しい。身の部分を食べきって、はさみの部分も食べてみた。

こちらのカニ用のはさみは、日本のと違ってごっつい。かなり使いづらい。日本にあるようなカニの身を食べる細長いものがあればいいのになぁ。フォークじゃ、奥の方まで突っ込めないし。で…苦労する割りには身が少ないので、エビと格闘するのを止めた(笑)私はこれで、もう満腹。食べ過ぎたくらい。もともと一皿の量が多いんだもの。でも、周りを見ると次から次へと頼んでは平らげていく。みんなどんな胃袋しているのかと思ってしまう(笑)なのにみんなスリムなのよねぇ、やっぱりこれはオリーブオイルだから?ともかく、これで目的のものを食べることが出来た。あとは、もうなんでもいいや(笑)大満足で、お店を出る。たらふく食べて1人30ユーロ(約4000円)。あんなに新鮮な美味しいものが…安いなぁ〜。

【夜でも人が沢山】
仮装をした人また海沿いの道に戻る。そう、お店は小道を入っていったところにある。知らない人はちょっと行けない場所かも。外は夜になったのでさすがに寒い。それでも、物凄く寒いわけではない。ホントにイタリアに来てからは天気に恵まれている。つい2週間ほど前までは寒波が襲ってきていて、マイナス8℃とかってインターネットの天気予報欄に載っていたくらいなのに。なんて運がいいのだろう!

外は、相変わらず人々でごった返している。サン・マルコ大聖堂のところでは、昨夜の太鼓の音が聞こえる。みんなが輪になって見ている。日本の太鼓らしき音がしたので、近づいてみたら、違った。ブラブラとサン・マルコ広場を突っ切る。有名なカフェ・フローリアンも人でいっぱいだ。中はテーブルとテーブルの間隔は狭い。あれじゃぁ、ドレスを着ては入れないなぁ。そのうちに、後ろからさっきの太鼓の音がしてきた。どうやらフランスの?音楽学校の学生たちらしい。でも、一部はぐれてしまったようで、また戻っていった。そのうちに、全員揃ったらしく列になって飛び跳ねながら楽器を鳴らしながら彼らは去っていった。

2月14日 その4へ TOP PAGE へ 2月14日 その6へ
フィレンツェ・ヴェネツィア
もくじ へ
フィレンツェ・ヴェネツィア
日程表 へ
フィレンツェ・ヴェネツィア
写真館 へ