2月15〜16日 ヴェネツィア → ベローナ →フランクフルト →成田 その1


【夢から覚めて…】

バスタブの挿絵朝はゆっくり少しゆっくりするように7時半に時計をセットして寝たのに、うっかりと携帯のアラームの解除をし忘れた私。6時半に叩き起される。それも、枕元になく起き上がってバッグの中から寝ぼけまなこで携帯を出して止めた。あと1時間だけど、眠れる。時差ぼけで今まで来ていたのが一気に関係なくなった感じ。それでも時計が鳴る前に目が覚めたので、Uさんを起こさないように静かにそのままお風呂に入る。シャワーを浴びると全身スッキリと目覚めてきた。気持ちいい。今日このヴェネツィアを離れるのかと思うととても悲しい。

昨夜のパーティはホントに中世にタイムスリップした感じだった。夢のような一夜だった。昨日は長かったけど、あっと言う間に過ぎてしまった1日だった。この日のことは一生忘れないと思う。暫くはこの余韻に浸っていることだろうと思うし、写真を眺めては、また繰り返し思い出に浸ると思う。髪を乾かしてバスルームを出ると、Uさんも起きていた。ホントに今回は着つけやらなんやらUさんが居なかったら、どうしようもなかったことばかり。感謝、感謝。Uさんがシャワーを浴びている間に身支度を済ませて、ドレスも片付ける。その後、色々とキャリーケースに詰め込んで、ほぼ支度は終わり。サン・マルコ大聖堂から帰ってきて、すぐに出発できるようにしておいた。

【イタリア式朝食】
フィレンツェヴェネツィアに着いた日と2回に分けてハガキを書いたのだけれども、出しそびれていたので、それらを持って、朝食を取りながら、また観光に出かけた。サン・マルコ広場の朝は、ホントに気持ちいい。人は多からず、少なからず。ほどほどに歩いている。サン・マルコ小広場の海に近いところのバールに入る。ここで朝食。パンもいくつかあって目移りしてしまう。

イタリア式朝食クロワッサンが目に入ったので、それを頼むと、「ハチミツ入りとアプリコット入りとプレーンのどれか?」とのこと。ええ〜?ハチミツ入りクロワッサン?どんなの、それ?って思ってハチミツ入りとカスタード入りのカーニバルのお菓子、エスプレッソで決まり。ハチミツって練り込んであるの?それとも中に入っているの?と興味津々で食べていたら、中からトロリと…。美味しい!大好きなエスプレッソとよく合うなぁ。ちなみに私はカプチーノよりもエスプレッソ派なのだ。カスタード入りのお菓子(と言ってもドーナツ生地なので結構重い)も美味しい。朝はいつもトースト1枚だから結構食べている私。そうそう、ここはバールなのでもちろん、立ったまま食べる。サンドウィッチも色々とある。でも、どれも大きいのばかり。最後にエスプレッソで締めてお仕舞い。

【サン・マルコ大聖堂】
外に出て、サン・マルコ大聖堂の方へ向かう。入り口のところには数人が並んでいた。教会のオジサンが柵を持ち出して並べている。この柵に沿って並べと言うことらしい。カーニバルは、復活祭に向けての行事だから、日曜日ごとにミサがあるらしい。だから、ミサのあるときは団体客はNGでもある。その方が静かに見れていいな。やっぱり教会は煩くしては申し訳ないところだもの。
サン・マルコ大聖堂のモザイク画
入り口で20分くらい待っただろうか?後ろには長い列が出来ていた。並びながら、見える範囲のモザイク画についてUさんから説明を受ける。きらびやかだけど、厳かだ。聖マルコの生涯をモザイク画で表している。文字はラテン語。きっとラテン語も勉強すれば意味も判るのだろうけど。ミサが終わったようで、中から人々が出てきた。その後暫くして、やっと入ることが出来た。

しかしこの後も、次のミサがあるので、下の教会内部は入れない。とても急な階段を登る。博物館だけの見学。博物館は教会の上にあるので、一緒に話しながら見ることは憚られる。下ではミサの真っ最中なのだから「お静かに」と書いてある。そこで、私1人で中に入って見てくることにした。博物館は教会の2階部分なので、より天井絵に近い。

小サン・マルコ広場 4頭の馬 サン・マルコ広場
テラスからサン・マルコ小広場 4頭の馬(レプリカ) テラスからサン・マルコ広場

係りのオジサンがテラスへ出る扉の鍵を開けてくれた。早速外に出る。下から見ていた4頭の馬がここにある。オリジナルは博物館の中にあるけれども。テラスからは広場が一望出来る。さすがナポレオンが賞賛した広場だけある。大層美しい。写真を撮って、また中に入る。

中には昔のタペストリーやモザイク画があった。時代と共に表情が豊かになってくるのが判る。14〜15世紀はまだ表情がない。モザイクも粗い。16世紀になると急に変わってくるのが判る。説明なんて要らない。こればかりは自分で感じとるものだ!一通り見て、入り口のところに戻る。もう入り口の階段は物凄く人が並んでいる。ここも団体客じゃ、無理だなぁ。教会内部だけで終わりなんだろうな。

【ドレスを返す】
仮装した兄妹と見終わったら、10時近くになっていたのでホテルに戻り、ドレスを返しに行くことにした。そろそろお店も開いているだろう。昨夜はあんなに遅くまでみんなで騒いでいたのだから9時には開いてないのも理解出来る。それでも、イタリアだからイマイチ時間は不正確なんだけど、開いているかどうか半信半疑ながら行くことにした。こちらも移動の時間の都合もあるし・・・。
ホテルの近くでピーターパンとキャプテン・フックに仮装している兄妹を見かけた。お兄ちゃんがピーターパンで、妹がキャプテン・フック。メチャメチャ可愛い!一緒に写真に収まってもらう。
アトリエの方は開いていた。すでに衣装を合わせに来ている人もいた。年配のご夫婦。なんかいい感じだった。スタッフは例の女性(?)の人と丸刈りのゲイっぽい人(←確かめていないけど決めつけている)はいた。持っていったドレスと付属品が間違いなく揃っているか、どこか破けたりしてないか見てもらう。何も無いのでOKだったので追加の支払いは無し。もちろん私も細心の注意を払って着ていたつもり。
丸刈りの彼に、「昨夜、ディスコタイムの時に君の近くで踊っていたのを覚えている?」と聞かれたのでビックリ。え〜!居たっけ?覚えてないよ〜!「赤い司教の服を着ていたんだけど」って言われて、そう言えばなんとなく見たような??「思い出した」とUさんに通訳してもらったけど、本音はイマイチ確かでない。ごめんね。みんな、初めて1人でやって来た私のことを気にしていてくれたみたい。そんなさりげない優しさがとても嬉しかった。

「ドレスはどうするの?買うんでしょ?」って言われたけど「高いし、そんなにお金ないから」って言って断った次回は別のドレス着てみたいしね。帽子とマスクはまた日本から持ってくるつもり!後で思ったけど、みんなと一緒に写真撮ってくれば良かった。。まぁ、また来年行けばいいことだけどね。リカルドは、見かけなかった。アトリエでもお店の方でも。「さよなら」くらいは言いたかったのだけど。

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