2月15〜16日 ヴェネツィア → ベローナ →フランクフルト →成田 その3


電車はそんなに待たないで来た。今度はESではなくて、インターシティー。今度はコンパートメントの席にした。その方がゆっくりとくつろげるし。おしゃべりと景色を楽しみながらの1時間半はあっと言う間だった。

【ベローナにて】
べローナに着いた。ここからはUさんの車で動く。駅前の駐車場に止めてあった。つい、日本車の癖で左側に行ってしまう(笑)そちらは運転席だというのに!しばらく走ると、ローマに繋がるという大きな石畳の道路に出る。ここは両端に車を止めるようになっている。なかなか空きはなかったけれど、なんとか止めることが出来た。ここから有名なジュリエットの家までは歩いていく。団体旅行でもこの辺りで下ろされて、ひたすら歩いていくそうだ。それも40分ほどの短い時間だけ。行って、写真撮って戻って来てギリギリの時間。

ベローナ ご機嫌斜めのお姫様 アリーナ
ベローナ ちょっとご機嫌斜めのお姫様 アリーナ

道の先には大きなアーチがかかっている。真ん中には大きな時計。その先は広場になっていた。そして広場の中には大きな円形の競技場があった。ここでオペラの上演がいつも行われているそうだ。ちょうど修復中だった。ここは第2次世界大戦の時に空襲を受けて打撃を被った街だとか。だから住民は競技場のレンガや石を持ち出して、自分たちの家を直すしか手段がなかったそうだ。なんていうことだろう。やっぱり文化よりも生活なのは判る。だから仕方ないことだが…。だからそんな原因を作った戦争を憎む。

広場ではドレスを着た女の子がいた。こちらもカーニバルなので仮装をしているようだけれど、ヴェネツィア以外は子供だけが仮装するみたい。やっぱりヴェネツィアは特別なのだろう。あそこは大人の為の遊びだもの。可愛らしいので写真を撮らせてもらったけど、なんやら本人は至ってご機嫌斜め。「ほら、こんなに可愛らしく写っているのよ」って、すぐにデジカメの画像を見せたら、自分がどんな風に写っているか判ったので、ニッコリ。やっぱり、女の子だわ〜。その後帰り間際に、ご機嫌斜めだったこの女の子が後ろに男の子たちを従えて歩いているのを見かけた。どうやらあの後、ご機嫌は直ったみたい。

広場を抜けていくと、両脇はお店がずらりと並んでいる。ブランド品も目に付く。ウィンドーのディスプレイはバレンタイン一色。ハートが多く目に付く。こちらの服は女性らしさを強調したものが多い。ステキだなぁと思うものもあったけれど、小さめのサイズしかないのかなぁ?まぁ、今回は買い物する気は全然ないので店内に入る気もない。

両側にお店が並ぶ ベローナの料理
両側にお店が並ぶ キャベツとお肉の煮込(左) オリーブのフライ(中央奥) キノコ料理

少し行くと、Uさんの知っているお店があるとのこと。しばらくぶりなので、確かここだったはずってところを曲がったら、お店が変わっていた。でも、お腹も空いたしってことで入った。中に入ると、いろんな料理が見れて、指さしたりして選べるようになっていた。

料理を見ると、やはりオーストリアに近いからドイツ料理っぽいのが目に付く。キノコ料理とキャベツとお肉料理(これなんかはまさしくドイツ料理だ!)オリーブのフライなどを選んで食べる。美味しい。オリーブの実のフライは、お肉が詰まっていた。これも美味しい。日本だと塩漬けにしてあるのであんまり美味しいとは思わないでいたけれども、ここでも、また今までの意識が覆った。最後にデザートとしてケーキを食べた。素朴なケーキだった。単に焼きっぱなしって感じの。これが普通なのかもしれない。

私がゆっくり食べているので、お店の人が心配になったらしく、Uさんに「彼女、口に合わないのだろうか?」と聞いてきた。そうじゃなくて〜!沢山だから、お腹いっぱいでゆっくりになるだけなんだって!私でさえもそうなんだから、他の人だったらなんて言われちゃうだろう?

【ジュリエットの家】
満腹になったので、ジュリエットの家に向かった。突然、古くさい壁のところから入れるようになっていて、そこを抜けたら、例のバルコニーが!その下にはジュリエットの像。なんでも男性はジュリエットの胸を触って写真を写すといいらしい??じゃぁ、女性は??っていうかぁ〜なんで胸触って写すといいわけ?お蔭で像は胸のところが色が変わってしまって光っている。見ていたら、写真を撮ってもらっていた男の人もニヤニヤしている。全く、男って!私もジュリエットと一緒に写してもらった。手?普通にして(笑)ジュリエットと同じポーズにしてみようかと一瞬頭を過ったけど、後で写真見た人に何言われるか判らないので、止めることにした(笑)

ジュリエットの家のバルコニー ジュリエットの像と
ジュリエットの家のバルコニー ジュリエット像と

バルコニーの下の入り口から建物の中に入ってみた。別にお土産を売っているだけでなにもない。バルコニーにもお金を払えば行けるけど、ただバルコニーに行っても、私のロミオは居ないし〜…(涙)中にあったノートに何かみんな一言書いてくるそうなので、私も書いてきたけど…なんて書いたっけ?記憶なし。。こりゃダメだ〜。あやかれないなぁ。

そろそろ車の方へ戻ることにした。空港まで車で30分くらいで行けるそうだけど、日曜日だし、何かあったら困るので。暖かいのでみんな沢山の人が繰り出している。こっち、イタリアは、別にみんな目的もなくブラブラと散歩するんだって。ジェラートを食べたり、みんな色々。

なんだか、これでもう帰ってしまうのかと思うと名残惜しい。このベローナも田舎町でノンビリした感じの街。散歩している人は結構犬連れの人が多かった。でも、みんな静かにしている。そう言えば、ネコはイタリアでは見なかった。ヴェネツィアには多いらしいけど、カーニバルの影響で人が沢山居たから出てこなかったのだろうと思うけど、ちょっと残念。

【お世話になりました】
車に乗って、一路空港へ。空港への道は順調だった。途中ちょっとだけ渋滞になったので、サッカーの試合があるからそのせいかも?と話していたら事故だった。その先は順調。案内板の通りに進んで行くと、あれ?反対車線が事故?って思ったら、さっきの場所だった。どうやら、行きたい方向の逆に一旦走って、途中道路をくぐって元の場所に戻ってから進むという構造の道路だった。なんだか面倒くさいな。左折出来るように道路作っちゃえば、どうってことないのにな。でも、急がば回れってこと?(笑)

空港はやっぱり思っていた通り、こぢんまりとしていた。EU圏は一つの国と同じ扱いだからなぁ。地方でも、田舎の空港って感じ。帰りはルフトハンザでフランクフルトまで行き、そこからはANAで成田まで。カウンターでチェックインしたら、成田までスルーでチケットが発券された。それだと面倒でないからいいわ〜。最後に精算。Uさんにユーロがなくて借りた分などを日本円でいいとのことなので返した。これで金銭的にはスッキリした。

Uさんとは3日間行動を共にした。なんだか1人っ子の私にとってはお姉さんのような感じの人だった。これでお別れかと思うと寂しい。本当に色々とお世話になった。ヴェネツィアでの夢のような一夜もあったし。。また、来年も来たいと思った。セキュリティチェックのところで、最後の挨拶をした。お礼を言いながら頭を下げたら、涙も一緒に落ちてきた。良い人に巡り会ったと思う。これからもこの繋がりを大切にしたいと思った。「泣かないの!」って言われたけど、ダメだった。泣きながら最後にお礼を言って別れる。

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