1996年9月16日  成田 → ロンドン

今回はヴァージン・アトランティックでの直行便。直行便はやっぱり、かなり楽。折しも日本は戦後最大級の台風が接近中との事だったけれども、影響もなく無事に到着。前回、友達2人がヴァージン・アトランティックで行ったときの情報で、映画が始まって暫くすると、ハーゲンダッツのアイスを配るので、それまでは起きていた方がいいとのアドバイスだった。それは是非食べなきゃって思って、乗るとすぐに寝てしまう私も「眠気よりも食い気」だったので、頑張って起きていてGETした(^^)

9月17日 ロンドン

【バッキンガム宮殿】
朝、特別公開中のバッキンガム宮殿の内部を見学。オプショナルツアーで行ったのだけれど、現地の旅行会社のツアーだったので、英語の案内だけで、イマイチよく理解出来なかった記憶がある。バッキンガム宮殿にお客が入ったら、そこで流れ解散みたいな感じで、「見終わったら個人個人で帰ってください」だった。後で思うと、個人で入るよりも団体だから、すんなり早く入れただけで、『ボッタクリ』っぽい感じだった。ガイドの人も見つけられなかったので、その辺の確認(流れ解散なのかどうか)も出来ず、「まぁ〜、いいかぁ〜。見つからなかったら向こうも諦めるんじゃない?」ってことで中を見てから、そのまま衛兵交代式を見ることにした。

内部の公開と言っても、当然だけれども全部ではない。一般観光客に見せても差し障りのない部分だけ。それでも、王室の人達が、自分と同じようにこの階段を降り、この手すりにもたれ、この場所を歩くのかと思うとワクワクしてしまった。内部はもちろん撮影禁止。今後の警備上の問題もあるし、まぁ当然と言えば当然。中は沢山の絵画がかかっていて、まるで美術館のようだった。調度品も豪華で、目を見張るようだった記憶がある。

【赤と黒】
衛兵交代式を見るのは今回は2度目だし、早めに陣取ったので、一番前で気に入ったところを確保できた。間違いなく今度こそは、あの赤と黒の制服。やっと夢が叶うんだなぁって思いつつ、始まるのを待った。
車の通行が止められたので、間もなく近づいて来るのだろうと思っていたら、音楽が聞こえてきた。先導の白馬に乗った警官の後ろに、夢にまで見た衛兵達が見えた。最初の集団は音楽隊。その次に、ユニオン・ジャックを掲げた衛兵と銃を担った衛兵達。夢中でシャッターを切った。

行進する衛兵達1

衛兵達は、ザ・マルの方の兵舎から来る一団と、宮殿向かって左側の方から来る一団とがあった。よく見ると、それぞれ持っている楽器も違っていた。粛々と衛兵達は、宮殿内へと入っていく。衛兵達が揃うと、正面広場で交代式が始まる。時折、掛け声らしきものが聞こえるけれど、それも周りの声にかき消されてしまう。
門の中は人垣で全く見えない。門の中が見える場所に行くと、行進がよく見れないし、場合によっては背の高い外人さんに囲まれてしまうこともあるので、近づき過ぎるのも考えものだった。まぁ、結果として私は門から少し離れたところで、2つの師団が通る合流点に居たので、じっくり見ることが出来て良かったと思う。

行進する衛兵達2


暫くすると、交代式を終えた衛兵達が出てきた。また、同じように写真を撮りまくった。遠くから見ていると、まるでおもちゃの兵隊みたいだけれど、近くで見ると整然としていて、凜々しくて格好良かった。ともかく、私は、これが見たかったのだ!半年前の消化不良はこれでやっと解消した。これで、また、一つ夢が実現した。

演奏している衛兵達
銃を担っている衛兵達

交代式が終わった後は、Sちゃんの希望で、ヴィクトリア・アルバート博物館へ行った。ちょうどこの日がウエッジ・ウッド展の最終日で、歴代のコレクションを見ることが出来た。かつての貴族が「普段使い」用にとオーダーした食器類のコレクションも素晴らしくて、なんだかそれを使って食事をするのも勿体ないようなお皿もあった。

ロイヤル・アルバート・ホール衛兵交代式を見ている間は晴れていたのだけれど、博物館へ移動中に雨となってしまった。でも、博物館の中にいるうちに雨が上がったのでラッキーだった。この後、近くのロイヤル・アルバート・ホールまで歩いていった。春の時は正面から写真撮影だけだったけれど、今回はぐるっと一周してみた。なんだかの公演のポスターが貼ってあった記憶がある。3月の時と違って木々の緑が、赤い建物を一部隠してしまうが、コントラストがキレイだと思った。このホールの正面には、王立音楽院がある。そこは、ポール・マッカトニーが名誉教授をしているそうだ。運が良ければ、彼を見ることが出来るのかなぁ?と思っていたけれど、残念ながら、運には恵まれなかった。

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