5月2日  西安 → 東京

【三蔵法師縁の寺】
とうとう最終日となってしまった。雨は上がったのだけれども、
ちょっと肌寒いくらいの陽気。まずは玄奘三蔵の縁の寺、慈恩寺へ。ここには大雁塔がある。インドから玄奘三蔵が持ち帰った教典の翻訳がここで行われ、それらを保存するために建立された。塔に登ることも出来たが、時間を考えると、登っただけで終わってしまいそうだった。なんせGWなので、中国各地からの観光客が多いので順番待ちなのだ。私は、登らないで周りを散策することにした。

大雁塔 玄奘三蔵院
かの有名な大雁塔 玄奘三蔵院

側にいた同じツアーのS氏、N氏と一緒に散策した。彼らはオジサマ4人で来ているグループで、どこでも元気で賑やかな人達だった。そのうち、S氏とN氏は一眼レフを持って来ていて、更に色々なレンズも持って歩いていた。私も一眼レフのカメラが欲しいと思っていた時だったので、アレコレと話を聞きながら散策できた。途中、S氏がカメラを貸してくれて、実際にファインダーを覗いた状態で説明してくれたので、大層勉強になった。塔の裏には玄奘三蔵院という名の建物があった。扉が閉まっていたので、内部には入れなかった。そこからまた少し行くと僧坊らしきところがあった。洗濯物がいくつか乾してあったのだけれども、僧侶達の姿は見かけなかった。

【西安観光】
この後は陜西歴史博物館へ。150万年前から600年前までの歴史文物を展示。
中国第2の規模の博物館だそうだ。時代ごとに分かれて展示されていて、正直言ってもっと時間が欲しかった。でも、仕方ない、ツアーだし。数々の青銅器や唐三彩の素晴らしさに心打たれた。やっぱり本物は色の深さが違う。青磁や白磁の壺などもウットリするほど美しかった。『いい仕事してますねぇ』って言葉がぴったり(笑)博物館は出口のところはお土産屋になっていて、ここを通らないと出れないようになっている。しっかりとお金を落としていくようにとのことらしい。

唐三彩 陶器の兵士達
これぞ本物の唐三彩 ミニ版兵馬俑

シルクロードの起点】
いよいよ最後の見学場所、明代城壁へ。中国で唯一残っている旧城壁だそうだ。周囲12km、高さ12m、幅12〜14m。西安市内に残されている。城壁の上は一部遊歩道となっているそうだ。西門、シルクロードへ向かう門は「安定門」と呼ばれ、シルクロードを望む最大の門だそうだ。バスから降りて城壁に登る。城壁の中と、外では、景色が違う。中はやっぱり都市って感じ。一歩出ると、田舎の雰囲気が…。門の中は3階くらいになっていて、中は掛け軸や絨毯を売っているお土産屋だった。窓から覗いて、シルクロードの出発点を見てきた。西にまっすぐに道が向かっていた。

明代城壁 延々と続く城壁 シルクロードの起点
明代城壁 上は遊歩道 道はまっすぐ西へ(友人Nさん提供)

これで、観光はすべて終わり。空港の目の前のレストランで昼食となる。食事が済んだら空港へ。

空港で出会った男の子
可愛かったボク(アップは写真館に)Hさん提供

【可愛い小皇帝】
添乗員のTさんがチェックインをしている間、可愛らしいセーターを着たクリクリ頭の男の子がこちらをジッと見ているのに気がついた。手を振ると、照れくさそうに顔を隠したりしているけれど、それでもこちらには興味があるらしく、またもや見ている。ビザの都合上、一応、一列になって順番待ちをしているので、列を離れるわけにはいかないので、手招きをしてみるが、恥ずかしがって来ない。そのうちに、一緒にいたお父さんが手を引いて連れて来てくれた。お父さんと来て、やっと私と握手をしたりして遊び始めて…身振りでボクちゃんの年を聞くと、2歳とのこと。一人っ子対策を取られている中国だから、可愛くて仕方ないと言う感じがよく判る。最近は一人っ子の男の子のことを『小皇帝』と言ったりもするんだって。なんでも我が儘を聞いてもらえるので『小さな皇帝』となっているそうだ。間もなく中に入れるようになったので、手を振ってバイバイすると、お父さんに教わって投げキッスをしてくれた(笑)私もお返しで返すと益々照れてしまっていた。本当に可愛らしかった。

飛行機を待っている間に、またもや少しだけお土産を購入。手元に残った現金は少ないので、残っている分で買えるものを探したら、あった。
小さな人形だった。西遊記の一行4人が揃っているもの。うん、この西安でなら買うのも納得できる。早速買うと、一緒にいたHさんや、Mさん達も買っていた。

空路、成田へ・・・機内では、それぞれ住所や連絡先を交わしあった。成田に着くと入国手続きもさほど混んでいなかったので、スムースに終わり、階段を降りている途中で自分の荷物が出てきてるのに気づいたくらい。折よくTさんが気を利かせて取ってくれたので、受け取ってすぐに帰ることが出来た。着陸後25分後には京成スカイライナー待ちでホームにいたくらい。こんなに早いのは今迄経験したことがなかった。これで、シルクロードの旅行記はおしまいとする。

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