1月14日  マドリード → トレド → コンスエグラ → コルドバ

【押せ押せの予定】
スペイン入り遅れの影響はまだ引きずっていたプラド美術館見学も大分短くされてしまった。とりあえず、メインの絵画は見られたのだが。ここで必ず見たかったのは、ベラスケス、ゴヤ、ムリーリョ、エル・グレコ、ルーベンス等など、上げ始めたらキリがない。ともかく、日本になかなか来なさそうな絵が見たかった。

【写せるけど影響アリ】
ラス・メニーナス館内はフラッシュがNGなだけで、撮影はOKだった。私は、カメラを落としてしまったけれど、応急処置で使えるのが判ったので、美術館内もフラッシュを使わなければ撮影可能なので、喜んでいた。ところが…やっぱり落下の影響があったのである!あの有名な「ラス・メニーナス」の前まで行ったときに、フラッシュOFFの設定をしたにも関わらず、光ってしまった。とたんに係員が飛んで来て、怒られてしまった(--;そのため、今後は撮影できないと判った。まぁ、外の景色を写すことが出来るだけいいので、良しとしよう。絵についてのコメントは、偉そうなこと言えないのでパス。ただ、ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」のどっちが好みか?と言えば、私は「裸のマハ」。同じポーズで同じモデルだけど、彼女の表情が「裸のマハ」の方が魅力的。少し紅潮した顔、誘うような目つき。私が行った時は同じ部屋にあって、相向かいに展示してあった。「着衣のマハ」を見たら振り返って「裸のマハ」「裸のマハ」を見たら「着衣のマハ」と何度も振り返ってばかりいた。

メインの絵の説明があって、その後は出口までは自由行動。時間もあまり無かったので、本当に、さ〜っと見ただけ。仕方ないのでショップで写真集をいくつか買ってきた。誰の作かは覚えていないけれども「エロスとプシュケもあった…と思う。残念なことに買ってきた本の中にはその絵は入ってなかった。「愛(エロス)が魂(プシュケ)を求め、永遠に結ばれる」というギリシア神話からの題材は私の好きなものの一つだ。また、ここには沢山のマリア像が描かれていた。どれもこれも素晴らしかった。子供のような無邪気な純粋さを表しているマリアも、慈悲深い穏やかな顔のマリアも・・・。

【トレドの街】
名残惜しみつつ、トレドへ。
トレドを見たとたんに思ったのは、ここは天然の要塞だと感じた。三方をタホ川で囲まれているので、守りにくく、攻めにくい地形だと思った。トレドカテドラルスペイン・カトリックの総本山だそうだ。ここは外観を見ただけ。あんまり記憶も残っていない。ただし、エル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」の絵のあるサント・トメ教会へは行ったのはよく覚えている。それは、あんなに有名な絵があるにも関わらず、大層小さな教会だったという記憶があるからだ。そして、小さな部屋の中にその絵はあった。壁一面が絵という感じを受けるくらい、その絵は大きかった。絵の迫力に圧倒されて教会から出た。

サン・マルティン橋 トレド
タホ川にかかるサン・マルティン橋 トレドの街

そしてこの教会から出て家々の間を通る道(確か…階段がダラダラ続いていたような?)を抜け、タホ川沿いに出た。そこからサン・マルティン橋を眺めたけれど、なかなかのビューポイントだった。橋は車が通れないので、歩いて渡ったけれど、橋から見るトレドの街はまた違った印象を受けた。橋を渡ったところにバスは止まっていて、また別のトレドの街全体が見渡せるポイントへ移動した。向かって右手にアルカサル、その左にはカテドラルが見える。走っている車は殆ど見えないので、まるで中世の街にいるかのような錯覚を覚えた。写真撮影が一通り終わったら、ラ・マンチャ地方へ向かった。

【丘の上の風車】
コンスエグラの風車コンスエグラ風車は小高い丘の上にある。街はこぢんまりとしていて、道路は狭かった。丘の上に向かい始めると前方に風車が見え始めた。丘の上に向かう車はパラパラ程度。一番上まで登ってバスは止まった。やはり丘の上だけあって風は強い。これだけ風が強ければ風車はしっかり働いたことだと思う。バスの止まっている位置から、やや高い場所に歩いて登ると、益々風を強く受けた。写真を写してもらったけれど、後で見たらやっぱり髪の毛が凄いことになっていた。空は上空には雲一つなくて、少し離れたところにプカプカ浮かんでいた。こういう空と雲は日本にはないなぁと実感する。

【おに〜さん、キレイね〜】

風車の中風車の中は、お土産屋になっている風車もあった
。番人?の男の人は意味も分からず「おにーさん、キレイね〜」とミョ〜な日本語を言っていた。あの〜、私、お姉さんなんですけど…(^^;誰だい!変な日本語を教えたのは(怒)中がどんな風になっているか見たかったのでお金を払って見てきた。中の階段を上がって上の部屋に入ると大きな歯車がそこにはあった。今は使っていないので、ただそれだけだった。行った時期は1月だったので緑の葡萄畑は見られなかった。シーズンだったら、空の青と、葡萄畑の緑、土の赤のコントラストがキレイだったと思う。この晩はコルドバ泊なので、そんなにゆっくりしていられない。まだ途中寄る場所もあるので、そこそこに切り上げた。

ドン・キホーテの彫刻途中、トイレ休憩も兼ねて「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスが何度も泊まっていた旅籠屋の残るプエルト・ラピセに寄った。外にはドン・キホーテの彫刻。ガリガリでちょっとユーモラスだった。中はお土産やになっていた。ここでは地元ワインのハーフボトルのものを買った。あまり何本も調子に乗って買うと後で手荷物にした時に困るので、私は赤白1本ずつにした。それらをタオルで巻いて手荷物にすれば、割れる危険性もかなり減るし・・・。他には素朴な『わら細工』の馬?ロバ?の人形などもあった。ちょうど私達が道路沿いに出たときに、現地の小学生くらいの子供達が数人通りかかった。観光客だと判っているので「アミーゴ、アミーゴ!」と叫びながら通りすぎていった。




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